外国人集住都市会議



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外国人集住都市会議ながはま2013

 10月29日(火)滋賀県長浜市港町の北ビワコホテルグラツィエで、「外国人集住都市会議ながはま2013」を開催しました。自治体、府省庁、関係する団体や機関の皆様、そして、一般の皆様合わせて全国から400名を超える方々に参加していただき、「多文化共生社会をめざして〜すべての人が互いに尊重し、共に支え合う地域社会をめざして〜」をテーマに、課題解決のための提言や報告、討論を通して多くの方々に多文化共生について考えていただく機会を持つことができました。

 外国人集住都市会議のアドバイザーである静岡文化芸術大学池上重弘教授の総合司会により、全体会Tでは、一般社団法人関西経済同友会 平成24年度移民政策委員会副委員長 潮 惠一郎氏から〜経済団体から考える「定住外国人」〜と題した基調講演の後、内閣府から帰国支援事業に関して報告をいただきました。

 外国人集住都市会議では参加27都市が3ブロックに別れ、群馬・静岡ブロックでは、「防災について」、長野・岐阜・愛知ブロックでは、「子どもの教育について」、三重・滋賀・岡山ブロックでは、「地域コミュニティの構築について」をそれぞれのテーマとして調査・研究を進めています。今回の会議では、各ブロックが取組んでいるテーマに基づいて、群馬・静岡ブロックでは、「多文化共生社会における防災のあり方〜共に支え合える地域づくりに向けて〜」、長野・岐阜・愛知ブロックでは、「義務教育及びその前後を含めた支援の必要性について」、三重・滋賀・岡山ブロックでは、「地域における雇用の安定と日本語の習得について」をテーマに分科会を開催し、自治体の首長とともに関係府省庁やNPO法人等の市民活動団体と意見交換や討論を行いました。その中で、様々な課題や問題を提起し相互に認識するとともに、その課題解決について討論しました。この分科会での討論については、今後の各ブロックでの調査・研究及び活動に活用してまいります。

 全体会IIでは、各ブロックリーダー都市首長(群馬・静岡ブロック:浜松市長(袋井市長代理)、長野・岐阜・愛知ブロック:豊田市長、三重・滋賀・岡山ブロック:伊賀市長)が分科会の結果を発表した後、「新たな在留管理制度及び外国人住民に係る住民基本台帳制度改正等に関する提言」を「外国人の住民基本台帳制度への移行に係る研究会」の代表である浜松市長から発表しました。

 最後に、同じ地域に住む全ての人が、お互いに尊重し支え合いながら、誰もが暮らしやすい地域を築いていくために、国をはじめ関係機関と連携し、さらなる多文化共生社会の構築に向けて邁進することを誓う「ながはまメッセージ」が長浜市長から読み上げられ、採択されました。


外国人集住都市会議 ながはま2013 報告書

 

外国人集住都市会議 ながはま2013 当日パンフレット及び資料